引越しや衣替え、遺品の片付けなどで大量の不用品が出ることがあります。
自力でゴミを分別して廃棄することもできますが、量が多いとそれだけで時間がとられ、体力も消費してしまいます。
そのような大量の不用品を廃棄する際に、おすすめなのが「不用品回収業者」の活用です。
この記事では、プロが大量の不用品回収を依頼したい時に、便利でお得なプランを解説します。
さらに、不用品回収を依頼するメリット・デメリットもご紹介します。
目次
大量の不用品を回収依頼する際のおすすめプラン
大量の不用品を回収依頼したいという場合におすすめなのが、軽トラ車両などへの「積み放題プラン」です。
軽トラ1台に乗る不用品の目安は、衣装ケース5個分、ベッド、タンス、その他ゴミ袋(45L)10個程度です。
およそワンルームに収容される不用品を回収できるくらいの容量です。
不用品の回収業者や条件、依頼する不用品の品目などにもよりますが、一度の回収依頼につきおよそ2万円前後で引き取りを依頼できるところが多いでしょう。
不用品の数が少ない場合、品目ごとに回収依頼をすることも可能です。
ですが、品目によっては引き取り依頼する物が1つしかなくても「積み放題プラン」を依頼する方が安く済む場合があります。
そのため、事前に確認すると良いかもしれません。
積み放題プランを利用する際の注意点
不用品回収業者によっては、以下のようにオプション費用が発生することもあります。
- 洗濯機や冷蔵庫などのリサイクル家電回収の際に別途料金が必要
- エアコンの取り外しが有料
「業者が宣伝していた積み放題プランよりはるかに高い金額を請求された」ということにならないためにも、必ず事前に見積もりをとりましょう。
そして、見積もり金額以外に費用が発生しないことを確認しておくことがポイントです。
大量の不用品を回収業者に依頼するメリット
大量の不用品が発生した際、不用品回収業者に回収を依頼するメリットはなんといっても次のように手間と時間が省けることです。
- 「仕事で忙しくて不用品の処理に手間をかけたくない」
- 「体力的に自力で全て片付けるのは不安」
- 「引っ越しの期限が近づき、大量の不用品を仕分ける時間がない」
もし、あなたが上のようなお悩みを持っている場合は、不用品回収業者に依頼するのが良いかもしれません。素早く、確実に片付きます。
以下に、回収業者に依頼することのメリットをまとめました。
メリット①すぐに片付く
不用品回収業者に回収を依頼するメリットは、なんといってもすぐに片付く点です。
時間がかかる不用品のゴミの分別の手間を省けるため、大幅に時間をカットできます。
長期休暇後や年末前などの繁忙期は、特に自治体の粗大ゴミ引き取りに時間がかかります。
しかし、不用品回収業者へ依頼すれば、最短でその日に片付けることができます。
メリット②自宅まで回収にきてくれる
自治体の粗大ゴミ回収を依頼すると、通常は指定場所まで不用品を自力で運ぶ必要があります。
一方で、不用品回収業者に依頼すると、自宅まで回収に来てもらえます。
重たいソファーやマットレスなどの家具や家電を、一人で動かして指定の場所まで運ぶのはなかなか難しいですよね。
特に、次のような状況で重たいものを運ぶのが困難な方にとっては、とても大きな問題です。
- 病気
- けが
- 加齢
その点、不用品回収業者は、回収を任せられるので安心です。
メリット③不用品の買取も可能
不用品回収業者によっては買取も行っているところもあります。
お手元に新品の家電やメーカー品の家具がある場合は、買い取りを依頼してみるのが良いでしょう。
買取価格がついた場合は、不用品の回収費用から差し引いて請求されます。少しでも費用を安く抑えたいという方に、おすすめです。
また、査定から引き取りまで他の不用品と合わせて行います。ですので、時間も効率的に使うことができます。
メリット④冷蔵庫などのリサイクル家電も回収してもらえる
以下の製品は、家電リサイクル法によりメーカーもしくは販売店での引き取りが義務化されています。
- 冷蔵庫
- テレビ
- 洗濯機
- エアコン
そのため、自治体の粗大ゴミ回収に出すことはできません。引き取り先を調べて、持ち込むか引き取りを依頼する必要があります。
しかも、品目やメーカーごとに依頼先が異なります。
大量にそれらのリサイクル家電を処分したいと思った場合、引取先の調整に手間と時間がかかってしまいます。
しかし、不用品回収業者であれば、それらのリサイクル家電も一括して引き取りが可能です。そのため、引取先を探す労力や時間がかかりません。
不用品回収業者に依頼するデメリット
大量の不用品を回収してもらうには不用品回収業者の活用がとても便利です。一方で知っておきたいデメリットもあります。
デメリット①悪徳業者の存在
不用品回収業者の中には、次のように違法に不用品を回収しお金を騙しとる悪徳業者も存在します。
- オプション代金を説明せず見積もりと異なる金額を請求する
- 回収した不用品を山奥や人目につかない空き地、川底に沈めるなどして不法投棄を行う
特に不法投棄については、そこから万が一依頼主の個人情報が判明したとすると、依頼主が警察に事情聴取を受ける可能性もあります。
最悪のケースでは、不法投棄の責任を依頼主側が問われる場合もあるので注意が必要です。
デメリット②少量の不用品では割高になる
大量の不用品を回収してもらいたい際、不用品回収業者へ依頼するのはお得でしょう。
しかし、回収する不用品の数が少ない場合は、自治体に粗大ゴミを依頼する場合と比較してかなり割高になってしまいます。
まとめ
この記事では、プロが大量の不用品回収を依頼したい時の便利でお得なプランや、不用品回収を依頼するメリット・デメリットを解説しました。
大量に出た不用品の回収を不用品回収業者へ依頼したい際には、「積み放題プラン」と呼ばれる軽トラ車両などへの積み放題で費用が決まるパッケージプランを利用するのがおすすめです。
洗濯機や冷蔵庫、ベッドなど品目ごとに依頼するよりも、「積み放題プラン」として依頼した方が安くなる場合もあります。
そのため、事前に費用を確認するのが良いでしょう。