家の中を整理していて、出てきた昔のギターや、新しいものを購入するにあたって、不要になった古いギター。
あなたは、どう処分しようと考えていますか?
ギターの処分方法には、お金のかかるものからかからないもの、お金がもらえるものまで、7つの処分方法があります。
あなたにぴったりの方法が見つかるかもしれないので、ギターを処分するのは、すべての方法を知ってからでも、遅くはありません。
今回は、ギターの7つの処分方法について、説明していきます。
目次
ギターの処分方法①自治体の粗大ゴミに出す
ギターを自治体のゴミにそのまま出す場合は、粗大ゴミになります。
どの大きさから粗大ゴミになるかは、自治体によって異なります。
東京23区の場合は、一辺の長さが30cm以上、横浜市の場合は、50cm以上(金属製のものは30cm以上)のものが粗大ゴミです。
しかし、どちらにしても、ギターはそれよりも大きいため、どの自治体であっても、粗大ゴミには変わりありません。
同じ理由で、ギターアンプや、ギターのハードケースも、粗大ゴミになります。
ギターを粗大ゴミに出す方法は、以下のとおりです。
- 自治体の粗大ゴミ受付センターに申し込みをする
- 回収日までに粗大ゴミの処理券を購入し、処分するギターに貼る
- 回収日の回収時間までにギターを自宅(または敷地)の前に置いておく
以上で、ギターの処分は完了です。
ギターの処分にかかる費用は自治体によって異なりますが、いずれも数百円程度です。
繁忙期を除いて、申し込みから2週間ほどで回収してもらえます。
ギターの処分方法②解体して自治体の一般ゴミに出す
お金をかけずにギターをゴミに出したい場合は、解体するのも1つの方法です。
解体して、一つひとつを30cm未満にすれば、一般ゴミとして、ゴミ収集所に出せます。
ギターの「ボディ」と「ネック」は、燃えるゴミです。
それ以外のパーツは、素材や自治体によって、何ゴミになるかが異なるので、お住まいの自治体のホームページを確認しましょう。
なお、内部配線などのケーブルは小型家電に該当するため、一般ゴミに出す以外に「小型家電回収ボックス」に投入することでも処分できます。
小型家電回収ボックスは、市や区の役所などに設置されています。
ギターの処分方法③買取店に買い取ってもらう
まだ使えそうなギターなら、ゴミに出すより、買取店に買い取ってもらう方法もあります。
買取店では、ギターと一緒に、ギターアンプやケースも買い取ってもらえます。
また、査定金額は下がるものの、壊れていても、修理が可能なものであれば、買い取ってもらえるケースもあります。
査定金額を上げるためには、なるべく付属品を揃えて、ギター本体をきれいにしておくことが重要です。
買取には、以下3つのタイプがあります。
- 店頭買取
- 宅配買取
- 出張買取
出張買取なら、スタッフが自宅まで来て、その場で査定してくれます。
査定額に納得すれば、そのまま買い取ってもらえるため、手間がかかりません。
査定額に納得がいかない場合は、無料でキャンセルも可能です。
買い取りには、リサイクルショップを利用する方法もありますが、特に値打ちもののギターを処分する場合は気をつけましょう。
値打ちものであっても、リサイクルショップには、そのギターの価値が分からない場合があります。
この場合、買取店より、査定額がグッと低くなってしまいます。
ギターの処分方法④オークションやフリマアプリに出す
値打ちもののギターなら、オークションやフリマアプリに出す方法もあります。
ギターマニアやコレクターの人によって、買取店の査定額より、高い値段で買ってもらえる可能性もあります。
ただし、オークションやフリマアプリでは、サービスの運営元への手数料がかかります。
出品するときは写真撮影、売れたときは梱包や配送などの手間がかかる点もデメリットです。
ギターの処分方法⑤友人や知人に譲る
思い入れのあるギターを廃棄してしまうのは気が引けるという方は、ギターに興味のある友人や知人に譲ってもいいでしょう。
直接会う機会があるなら、直接渡してもいいですし、仲の良い友人なら、タダで譲ることを条件に、自宅まで取りに来てもらう方法もあります。
どちらにしても、処分の手間がかからず、時間をかけずに手放せるのも、譲ることのメリットです。
職場や学校などで、ギターが欲しいという人がいないか、探してみるといいでしょう。
ギターの処分方法⑥NPO法人などに寄付する
周囲にギターが欲しいという人が見つからなかった場合は、NPO法人などに寄付する方法もあります。
NPO法人に寄付すれば、物資を求めている人たちのところに、ギターを届けてもらえます。
直接は見られませんが、ギターが届いた先の人たちに喜んでもらえるのが、寄付することのメリットです。
NPO法人に寄付する場合、あくまで支援先の人たちにギターを使ってもらうことが目的なので、基本的に壊れているものは寄付できません。
また、寄付する際は、NPO法人にギターを配送する形になりますが、配送料は送り主の負担になります。
ギターの処分方法⑦不用品回収業者に回収してもらう
最後の方法は、不用品回収業者に回収してもらう方法です。
不用品回収業者に依頼すれば、スタッフが自宅まで来て、ギターはもちろん、アンプやケースなどの周辺機材も回収していってくれます。
ただし、不用品回収業者は、粗大ゴミに出すのと比べて、回収料金が高くなっています。
メリットとして、ギター以外の不用品もすべて回収してもらえるので、不用品がたくさんあるという方向けの処分方法です。
まとめ
ギターの処分方法と、それぞれの主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
粗大ゴミに出す | 手間がかからない | お金がかかる
時間がかかる |
解体して一般ゴミに出す | お金がかからない | 手間がかかる |
買取店 | お金がもらえる
手間がかからない | ほぼなし |
オークションやフリマアプリ | お金がもらえる | 手間がかかる |
友人や知人に譲る | 手間がかからない | ほぼなし |
NPO法人などに寄付 | 社会貢献ができる | お金がかかる
手間がかかる |
不用品回収業者 | 手間がかからない
他の不用品も処分できる | お金がかかる |
これからギターを処分するという方は、ぜひこの記事と、上記の表を参考にして、どの方法を選ぶか決めるといいでしょう。