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ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷なのにゴキブリがいない理由は⁉ゴキブリが起こす問題と対処法を解説

【すぐできる】梅雨の虫対策

「ゴミ屋敷なのにゴキブリがいないのはなぜ?」と疑問に思っている方はいませんか。ゴキブリは見た目にインパクトがあるだけでなく、放置すると人体に悪影響を与えることもあります。

そのため、ゴミ屋敷でもゴキブリがいないケースがあるのなら、参考にしたいと思っている方もいるでしょう。

そこで本記事では、ゴミ屋敷でもゴキブリがいないケースや、その理由を詳しく解説します。また、ゴキブリがいる場合の対処法もわかりやすくまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ゴミだらけなのにゴキブリがいないゴミ屋敷の特徴

ゴミだらけなのにゴキブリがいないゴミ屋敷の特徴

基本的に汚部屋やゴミ屋敷には、ゴキブリはいるものと考えてよいでしょう。ただし、ある条件が備わっている場合、ゴキブリが発生しにくいゴミ屋敷もあります。

  • ・高層階のゴミ屋敷の場合
  • ・鉄筋コンクリートのゴミ屋敷の場合
  • ・食べ残しがないゴミ屋敷の場合
  • ・寒い地方のゴミ屋敷の場合

ここでは、ゴミ屋敷なのにゴキブリが発生しにくい理由を詳しく解説します。

高層階のゴミ屋敷の場合

高層階のゴミ屋敷や汚部屋では、ゴキブリを目撃する確率は少なくなります。なぜなら、高層階の場合、ゴキブリの侵入経路は下水道のみになるからです。

ゴキブリは羽がありますが、基本的に滑空するように飛ぶ生きもので、そこまで高くは飛べません。飛べたとしても4~5階くらいの高さのマンションまでです。そのため、タワーマンションの高層階では、ゴキブリの侵入経路が少ないため、目撃される確率が低くなります。

鉄筋コンクリートのゴミ屋敷の場合

鉄筋コンクリートのゴミ屋敷や汚部屋は、木造・鉄骨と比較してゴキブリを目撃する確率は少なくなります。

理由はゴキブリの侵入経路が木造や鉄骨と異なり、少なくなるからです。ゴキブリの侵入経路は、下水道や部屋の隙間からが一般的です。

鉄筋コンクリート造りの場合、上下階や隣接する部屋から移動してくる隙間がほとんどないため、ゴキブリを見る確率が減ります

食べ残しがないゴミ屋敷の場合

食べ残しがないゴミ屋敷の場合、ゴキブリを目撃する確率は低くなります。ゴキブリは人間の食べ残しや昆虫、コンロにはねた油など、なんでも食べる雑食です。

そのため、食べ物が多い場所では、繁殖が容易になるため、ゴキブリの発生確率も高くなります

逆に食べ残しがなく、キレイに掃除が行き届いている場所では、水分やエサが取れないことから、ゴキブリも居つきにくい環境になるため、目撃する確率も低くなります。

寒い地方のゴミ屋敷の場合

寒い地方のゴミ屋敷や汚部屋は、ゴキブリが出る可能性が低くなります。基本的にゴキブリは寒さに弱く、20℃を下回ると繁殖活動も停止するからです。

種類により多少異なる点はありますが、一般的には10℃を下回る時期や地方では、ゴキブリを見かける機会はほとんどないでしょう。

ただし、ゴキブリは冬眠するわけではなく、活動が鈍くなることから、繁殖率が低下するだけです。

寒さにより死滅するわけではないため、気候が暖かくなると活動を始める可能性はあるでしょう。

見えていないだけでゴキブリはいる可能性が高い

見えていないだけでゴキブリはいる可能性が高い

上記で解説したとおり、ゴキブリが活動しにくい環境はあります。しかし、ゴキブリを見ないからといって、いないとは限りません。

ここでは、見えていないだけでゴキブリはいる可能性が高い理由を解説します。油断すると慌てて対処することになるので、事前にチェックしておきましょう。

そもそもゴキブリは夜行性

そもそもゴキブリは、夕方の18時~21時、朝方の3時~6時頃に活動する夜行性です。その時間に餌や水を求め、快適な隠れ場所を探し、繁殖の準備を行っています。

昼間はキッチンや風呂場、トイレ、冷蔵庫周辺など、湿気があり、暖かく、暗い場所に潜んでいます。

そのため、活動時間が日中の人間に目撃されにくいという特徴はあるものの、見かけないからといってゴキブリがいないとは言い切れないのです。

戸建てや木造アパートは絶対ゴキブリがいる

戸建てや木造アパートは、確実にゴキブリが潜んでいるものです。戸建てや木造アパートは、ゴキブリが潜みやすい暗い隠れ場所が多いため、目撃することは少ないかもしれません。

しかし、そもそも戸建てや木造アパートは、侵入経路になる隙間が多くあります。また、ゴキブリが好む湿気や暗い場所が豊富です。

そのため、見かけなくても、基本的にゴキブリはいると認識しておきましょう。

ゴキブリが起こす3つの悪影響

ゴキブリが起こす3つの悪影響

ゴキブリは直接的に人に危害を加えませんが、放置すると悪影響を与える可能性があります。ゴキブリが起こす悪影響は主に3つです。

  • ・健康被害
  • ・近所・近隣とのトラブル
  • ・見た目が気持ち悪い

ここではゴキブリが起こす悪影響を詳しく解説します。

健康被害

ゴキブリを放置すると、雑菌や細菌によるアレルギー症状や感染症を起こす可能性があります。

ゴキブリは普段から排水溝やホコリが多い場所など、細菌や雑菌が繁殖しているところで活動している不衛生な生き物です。

そのようなゴキブリが触れた食品や調理器具を使用すると、感染症やアレルギーを発症する危険性が高まります。

具体的には、食中毒を引き起こすサルモネラ菌、悪寒や急激な発熱を起こす赤痢菌、淡い赤い色の発疹と高熱を起こすチフス菌など、さまざまな病気のリスクが考えられるのです。

また、ゴキブリの死骸やフンが体内に入ることで、アレルギーや喘息の原因になる危険性もあります。

近所・近隣とのトラブル

ゴキブリを放置すると近所・近隣とのトラブルになる危険性があります。とくに木造や鉄骨造りの家が多い場合、自宅で大量発生したゴキブリが近所や近隣宅へ侵入する可能性は高まるでしょう。

ゴキブリの発生源を特定するのは難しいですが、ベランダにゴミを積んでいたり、生ごみの悪臭がしていたりすると疑われるのは仕方ないことです。

賃貸の場合は管理会社にクレームがいき、住みづらくなる可能性もあるため、ゴキブリを気かけたら素早く対処しましょう。

見た目が気持ち悪い

ゴキブリは見た目が気持ち悪く、予測不可能な動きをするため、精神的なダメージを与えます。

幼いころからのゴキブリに対する「気持ち悪い」という刷り込みもありますが、大切な自宅に侵入されて良い気分になれる方もいないでしょう。

ゴキブリは仲間を引き付けるフェロモンを出す性質があり、繁殖率も高いため1匹いたら100匹はいるといわれています。

そのため、繁殖率のことも考えると、放置せずに対処することが重要です。

ゴキブリのいない部屋にする4つのポイント

ゴキブリのいない部屋にする4つのポイント

ゴキブリのいない部屋にするためには、4つのポイントがあります。

  • ・ゴキブリの侵入口を防ぐ
  • ・清潔な部屋をキープする
  • ・ゴキブリ対策グッズを設置
  • ・ゴミ屋敷を片付ける

ここでは、ゴキブリのいない部屋を目指している方にポイントを詳しく解説します。

ゴキブリの侵入口を防ぐ

ゴキブリのいない部屋を目指すには、まず侵入を防ぐ方法を知ることが大切です。ゴキブリの侵入口になる場所は以下とおりです。

  • 換気扇
  • 排水口
  • 玄関・窓などの小さな隙間
  • エアコンの排水ホース

玄関や窓などに小さな隙間がある場合は、100均で売っている隙間テープを活用し、ふさぐようにしましょう。

使用していないエアコンの排水ホースや換気扇、排水口などからもゴキブリは侵入します。

予防策としては、市販の虫をブロックするためのフィルターや排水口カバーなどが有効です。

清潔な部屋をキープする

ゴキブリのいない部屋にしたいのなら、清潔な部屋をキープすることが重要です。

  • ・食品を出しっぱなしにしない
  • ・食後はすぐに洗い片付けをする
  • ・家電の裏やベッドの下などをこまめに掃除する
  • ・生ゴミは小まめに捨てる

ゴキブリを繁殖させないためには、エサになるものを与えないことです。そのため、常にエサになるものがない清潔な部屋を保つようにしましょう。

ゴキブリ対策グッズを設置

ゴキブリのいない部屋にしたいのなら、市販のゴキブリ対策グッズの設置も有効です。

スプレー型の殺虫剤、駆除成分を含む毒エサ、煙で殺虫成分を部屋中に送る燻煙剤など、ゴキブリ対策用のグッズは豊富に販売されています。

ドラッグストアや薬局、ネット通販で手軽に入手できるので、ゴキブリが活動的になる暖かい季節が来る前に早めにセットしましょう。

ゴミ屋敷を片付ける

ゴキブリがいない環境を求めるのなら、ゴミ屋敷を片づける必要があります。ゴミが多い環境は、ゴキブリにとって活動しやすい条件が整っているため、いくらゴキブリ対策グッズをおいても十分な予防策になりません。

いらないものは思い切って捨て、ゴキブリが隠れにくい、スッキリした部屋を目指しましょう

ゴキブリのいるゴミ屋敷の片付け方

ゴキブリのいるゴミ屋敷の片付け方

ゴキブリのいるゴミ屋敷の片付けを自力で行うのなら、片づける範囲が広いので事前準備が重要になります。ゴミ屋敷を片づける下準備の手順は以下のとおりです。

  1. 人手の確保と計画を立てる
  2. 道具と殺虫剤を準備する
  3. ゴキブリを駆除する(前日までに)
  4. ゴミを分別してゴミ袋にまとめる
  5. ゴミや粗大ごみを捨てる
  6. 部屋を掃除する

ここでは、ゴミ屋敷を片付ける際の手順をひとつずつ詳しく解説します。

人手の確保と計画を立てる

ゴミ屋敷の片付けは、広範囲になるため、1人で行うのは大変です。そのため、家族や友人など、事前に声をかけて最低でも3人以上の助っ人を集めておきましょう

また、1日で終わらせる計画を立てると、時間や体力的に無理があるので、2~3日ほどのスケジュールで計画するのがおすすめです。

道具と殺虫剤を準備する

掃除道具や殺虫剤など、ゴミ屋敷の片付けに必要なものは、事前に準備をしておきましょう。ゴミ屋敷の片付けで必要な道具は以下のとおりです。

  • ・マスク
  • ・軍手
  • ・エプロン
  • ・ゴキブリ駆除剤
  • ・ゴミ袋
  • ・ガムテープ、紐などの梱包資材
  • ・掃除用具(掃除機・ほうき・雑巾・バケツなど)

マスク、軍手などは手伝ってくれる人の人数分を準備しましょう。ゴミ袋は自治体指定のものがあればスーパーで大量に調達しておく必要があります。

事前にきちんと掃除に必要なものを準備して、スムーズに掃除を始められるようにしましょう

ゴキブリを駆除する(前日までに)

ゴミ屋敷の掃除予定日が近づいたら、少なくとも前日までにゴキブリ駆除を行います。おすすめは部屋全体に散布できる霧状タイプのゴキブリ駆除剤です。

掃除予定日より前に行うことで、当日にゴキブリを目撃する確率が低くなります。とくに手伝いにきてくれる人がいるのなら、不快な思いをさせないための配慮として、事前にゴキブリ駆除はしておくようにしましょう。

ゴミを分別してゴミ袋にまとめる

ゴミ屋敷の掃除当日は、まずゴミを分別してゴミ袋にまとめていきましょう。大きなゴミをまとめることで、その後の掃除がやりやすくなります。

各自治体で不燃物と可燃ごみ、リサイクルゴミなど、分別が異なるため、事前に調べておくことも大切です。分別方法は、各自治体の公式サイトでチェックできます。

ゴミや粗大ごみを捨てる

まとめたゴミや粗大ごみを回収日に集積所に出しましょう。せっかくまとめたのに、そのままゴミを放置するとゴキブリが発生する原因になります。

ゴミは自治体のゴミ回収日に出すか、ゴミ処理センターへ持ち込むのがおすすめです。ゴミ処理センターなら、直接、ゴミを持ち込んで捨てられるため、回収日まで待つ必要がなく、すぐにスッキリ片付きます

粗大ごみを運び出すのが大変なら、不用品回収業者に依頼するのもよいでしょう。自治体のゴミ処理より費用はかかりますが、自宅まで来て運び出してくれるので、手間なく大きな家具や家電の処分ができます。

部屋を掃除する

部屋からゴミをすべて運び出したら、清掃作業に入りましょう。掃除機やほうきで細かいゴミやホコリを除去し、モップや雑巾で床や壁を磨いていきます。

ゴミ屋敷だったのなら、汚れもこびりついている可能性があるため、洗剤を使って念入りに磨くようにしましょう。

素人では手に負えないほど汚れがひどかったり、清掃範囲が広かったりするのなら、ハウスクリーニングの業者に依頼することも検討しましょう。

ゴキブリだらけのゴミ屋敷を一気に片付ける!

ゴキブリだらけのゴミ屋敷を一気に片付ける!

ゴキブリだらけのゴミ屋敷を一気に片付けたくても、人手や時間がないという方もいるでしょう。

そのような場合は、片付け業者に依頼するのもおすすめです。料金はかかりますが、片付け業者なら、大量のゴミを短時間で処分し、ハウスクリーニングまで頼めます

ここでは、ゴキブリだらけのゴミ屋敷を一気に片付けられる業者に頼むメリットを紹介します。

ゴキブリのいるゴミ屋敷の片付けは片付け業者がおすすめ

ゴキブリのいるゴミ屋敷の片付けは、片付け業者に依頼するのがおすすめです。片付け業者に依頼すれば、掃除に必要な時間や手間を大幅に削減できます。

「大量のゴミ処理が思ったようにはかどらず、挫折してしまう」「人手を集められず、時間に余裕がない」という方は、無理をせず片付け業者を検討してみてください。片付け業者へ依頼する手順は以下のとおりです。

  1. 一般廃棄物・産業廃棄物の許可を取得している業者で探す
  2. 専門業者に相談、見積もり依頼をする
  3. 片付けの日程を決める

体力的な負担を減らし、少しでも早くゴミ屋敷を片付けるためにも、片付け業者を上手に利用してみましょう。

大量のゴミ屋敷も短時間で処分

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する一番のメリットは、短時間で掃除が終わることです。ゴミ屋敷を片付けるうえでもっとも時間がかかるのはゴミの分別や処分になります。

ひとつずつゴミの種類と処分方法を確認しながら、分別していくとゴミ屋敷が片付くまでに何日もかかるでしょう。

その点、片付け業者なら慣れているため、テキパキとゴミを処分してくれます。ゴミ屋敷を早くキレイにしたいのなら、プロに任せるのが一番確実でスピーディーです。

片付けからハウスクリーニングまでOK

ゴミ屋敷の掃除を片付け業者に依頼すれば、ゴミの処分だけでなく、ハウスクリーニングまで任せられます

ゴミ屋敷は長年掃除をしていない状態なので、ゴミの蓄積により、カビや変色、悪臭など、さまざまな問題が発生しているものです。

ネズミやゴキブリなどの死骸やフンの処理などもあるかもしれません。そういった自分だけでは対処できない問題も、プロなら安心して任せられます。

「自分でキレイにするのは難しい」「ゴキブリの死骸にさわりたくない」という方は、ハウスクリーニングまでやってもらえる片付け業者への依頼を検討しましょう。

ゴキブリのいないゴミ屋敷は七福神へお任せ

ゴキブリのいないゴミ屋敷は七福神へお任せ

ゴキブリはいないように見えても、キッチンやお風呂場、排水口など、わかりずらい場所に潜んでいるものです。

とくにゴミが大量にあるゴミ屋敷なら、ゴキブリがいない確率のほうが少ないといえるでしょう。

ゴキブリは放置すると健康被害や近所・近隣とのトラブルに発展する可能性があり、早急な対処が必要です。

ただし、ゴミ屋敷を片付けるには、綿密な計画と事前調査、体力、人手、時間などが必要になります。

そのため、自分で掃除するのが難しい場合は、片付け業者に依頼するのがおすすめです。

七福神なら不用品回収から、ハウスクリーニングまで、ゴミ屋敷の片づけをすべて承ります。

経験豊富なプロがスピーディーに掃除をするため、短時間でゴミ屋敷をゴキブリのいないキレイな部屋にすることが可能です。見積は無料ですので、ぜひゴミ屋敷の掃除は七福神にご相談ください。

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この記事を読んで少しでもゴミ屋敷や汚部屋を掃除したい、
要らない不用品を整理したいなど片付け・清掃を検討された場合は
是非、まずはお気軽にゴミ屋敷バスター七福神へご相談ください!

この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 新家 喜夫

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。

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