近年、部屋の片付けができず、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人が増えています。
自宅をゴミ屋敷にしてしまう人のなかには、芸能人も少なくありません。
なぜ、ゴミ屋敷に住む芸能人が増えているのか、気になる方もいるのではないでしょうか?
しかし、実際に自宅をゴミ屋敷にしてしまう人の特徴や傾向が分かると、ゴミ屋敷に住んでいる芸能人が多いのもうなずけます。
今回は、芸能人が自宅をゴミ屋敷にしてしまう原因について、紹介していきます。
目次
ゴミ屋敷に住む芸能人が増えている
ゴミ屋敷に住んでいる芸能人で、男性芸能人と女性芸能人のどちらがテレビなどで取り上げられているかというと、女性芸能人の方が取り上げられることが多いです。
実際に、何人かの女性芸能人が住んでいる汚部屋(マンションやアパート版のゴミ屋敷)が、バラエティ番組で公開されています。
このほかにも、SNSで自身の住む汚部屋を公開する女性芸能人もいれば、テレビ番組で自宅がゴミ屋敷状態になっていることをカミングアウトする女性芸能人もいます。
なかには、3年間一度も掃除をしなかったことがあるという女性芸能人もいたほどです。
なぜゴミ屋敷に住んでいることを公表する芸能人が増えているのか?
通常であれば、ゴミ屋敷に住むことは、本人にとって隠したい事実のはずです。
ゴミ屋敷に住んでいることがばれれば、それを知った人に「だらしない」「不潔だ」などの印象を与えてしまいます。
実際に、ゴミ屋敷に住んでいる一般人で、ゴミ屋敷清掃業者に片付けを依頼する人の多くは、友人や恋人はもちろん、近隣住民にもばれたくないと思っている方が多いです。
そのため、ゴミ屋敷清掃業者でも、日中に作業をして近隣住民に感づかれないよう、早朝や深夜の作業にも対応しているところが多いのです。
にもかかわらず、なぜ女性芸能人たちは、ゴミ屋敷や汚部屋に住んでいることを公表するのでしょうか?
ここでは、その理由について考察していきます。
芸能人がゴミ屋敷であることを公表する理由①ゴミ屋敷に住むことがキャラ付けになっている
1つ目の理由は、ゴミ屋敷に住むことが、その芸能人のキャラ付けになるからです。
世間一般ではマイナスと思われるようなイメージも、芸能界ではマイナスになるとは限りません。
むしろ、プラスに働くこともあります。
例えば、2000年代後半に流行ったクイズ番組では、珍回答を連発する芸能人たちがいわゆる「おバカタレント」として人気を集めました。
これと同じように、ゴミ屋敷に住んでいることが、その芸能人にとってプラスに働くかもしれないことが考えられます。
実際に、ゴミ屋敷に住んでいることで話題になり、世間からの認知度が上がった芸能人もいるはずです。
注目を集め、仕事が増えるのなら、ゴミ屋敷に住んでいることを公開するのは、本人にとって悪いことではないのかもしれません。
芸能人がゴミ屋敷であることを公表する理由②かえって親近感を持ってもらえる
有名で、ルックスやスタイルも良い芸能人たちは、たくさんの人たちから憧れられる存在ですが、あまりに完璧すぎると、親近感を持ってもらいづらいもの。
しかし、完璧に見える人でも、意外な欠点があれば、一気に親近感を持ってもらえます。
そのため、親近感を持ってもらうために、ゴミ屋敷に住んでいるという欠点を、あえて公表していることも考えられます。
なぜゴミ屋敷に住む芸能人が増えているのか?
ここまで、芸能人がゴミ屋敷に住んでいることを公表する理由について考察してきました。
しかし、ゴミ屋敷に住んでいる芸能人は、なにも注目されたくて、あえて自宅をゴミ屋敷にしているわけではないはずです。
実際に、ゴミの片付けができなくて、自宅をゴミ屋敷にしてしまっているのは間違いありません。
では、なぜ自宅をゴミ屋敷にしてしまう芸能人が増えているのでしょうか?
ここでは、その理由について考察していきます。
芸能人の部屋がゴミ屋敷になる理由①忙しくて片付けをする暇がない
芸能人が自宅をゴミ屋敷にしてしまう1つ目の理由は、忙しくて片付ける暇がないというものです。
芸能人のなかには、仕事が忙しすぎて、休みがほとんどなく、睡眠時間もほとんどとれないという人もいます。
それだけ忙しいと、部屋を片付ける時間もとれないため、自宅がゴミ屋敷になってしまいやすいのです。
芸能人の部屋がゴミ屋敷になる理由②仕事で多大なストレスがかかっている
芸能界は華やかな世界に見えますが、実際には非常に厳しい世界だと言われています。
有名であるがゆえに、私生活に不便を抱えることもあれば、ブログやSNSに寄せられる誹謗中傷のコメントも、一般人の比ではありません。
そう考えると、芸能人は一般人には想像もつかないようなストレスを抱えているのかもしれません。
ストレスのかかる仕事をしている人は、自宅をゴミ屋敷にしてしまいがちです。
外では思い切り緊張しているぶん、自宅では思い切りだらけてしまうという人が多いのです。
芸能人の部屋がゴミ屋敷になる理由③お金がたくさんある
お金がたくさんあるのも、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人によく見られる特徴です。
たしかにお金がたくさんあれば、好きな物をあれこれ買うことができるでしょう。
しかし、実際には仕事のストレスを買い物にぶつけているだけで、本当は欲しくない物を衝動買いしているという人も少なくありません。
結局、買い物をしても心が満たされることはなく、それでもどんどん買い物をしてしまうため、自宅に物が溢れるという悪循環に陥ってしまうのです。
芸能人以外に自宅をゴミ屋敷にしてしまう人に多い職業
ここまで説明してきたとおり、芸能人が自宅をゴミ屋敷にしてしまいがちな理由は、以下の3つです。
- 忙しくて片付けをする暇がない
- 仕事で多大なストレスがかかっている
- お金がたくさんある
これらはそのまま、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人に多く見られる特徴でもあります。
つまり、芸能人だから自宅をゴミ屋敷にしてしまうわけではなく、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人に多い条件に、芸能人も当てはまるということなのです。
自宅をゴミ屋敷にしてしまう人で、特に多いのが、医師やナースです。
医師やナースは、仕事が忙しいうえ、患者の命を預かる立場なので、過大なストレスもかかります。
給料が良く、お金がたくさんあるのも、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人の特徴に当てはまります。
まとめ
芸能人は、片付けをする時間がとれないほどに忙しく、多大なストレスがかかり、お金も持っています。
これらは全て、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人に多く見られる特徴です。
芸能人は、ゴミ屋敷に住んでいることが必ずしもマイナスイメージにつながらず、むしろ注目されるという利点もあります。
そのため、ゴミ屋敷に住んでいることを公表する芸能人も少なくありません。
また、芸能界と言うストレスがかかる業界であるからこそ、ゴミ屋敷になってしまう方もいらっしゃいます。
ストレスがかかることからゴミ屋敷になってしまうという問題が、芸能人ならではの問題ではないでしょうか。