お役立ちコラム

不用品回収・買取

だるまの正しい捨て方は?│処分方法6つと費用相場を解説

だるまの正しい捨て方は?│処分方法6つと費用相場を解説

だるまは家内安全や商売繁盛など、さまざまな願いを込めて飾られる縁起物です。だるまのご利益がある期間は限られているため、古くなったものや願い事が叶ったものは処分したほうがよいといわれていますが、捨て方がわからずそのままにしている方もいるでしょう。

この記事では、だるまを処分するタイミングや処分方法について紹介します。捨てられずに保管しているだるまがある方は、ぜひ参考にしてください。

だるまとは

だるまとは

だるまとは顔が描かれた赤くて丸い張り子製の縁起物のことです。禅宗の始祖である達磨大師が坐禅を組んでいる姿をモデルにしていることから名付けられました。開運や厄除け、家内安全などをさまざまな願いを込めて飾られます。

また、目に色が塗られていないものは願掛けだるまと呼ばれ、願い事が叶ったときに目を描くという風習もあります。スポーツや選挙、受験などで希望通りの結果を得られることを願ってだるまに片目だけを描き、願いが叶ったら反対側の目も入れるという使い方が一般的です。

だるまを処分するタイミング

願掛けだるまの場合、願いが叶ったら目を入れて処分するとよいでしょう。また、縁起物として家庭内などに飾っている場合は、1年がご利益を得られる期間の目安です。どちらのケースでも、感謝の気持ちを込めて供養してから処分するとよいとされています。

なお、一般的に願掛けだるまに目を入れずに処分するのはよくないといわれています。願い事が叶わなかった場合などには注意が必要です。

また、願い事が叶って両目を入れただるまは縁起がよいとして、処分せずに保管するのがよいという考え方もあります。地域や宗派によって考え方が異なる可能性があるため、処分するタイミングに迷ったら身近な寺などに確認するとよいでしょう。

だるまの処分方法6選

だるまの処分方法6選

だるまの処分方法は大きく分けて6つあります。ここではそれぞれの方法をメリット・デメリットと併せて紹介します。

寺や神社に持ち込んで供養と処分をしてもらう

だるまをしっかりと供養してから処分したい方には、寺や神社に持ち込む方法が向いていますお坊さんや神主が供養のための儀式を行ったうえで、お焚き上げで焼却するため、確実に処分できることがメリットです。だるま以外にお札やお守りなども一緒に供養できるため、まとめて処分できることもメリットといえます。

一方、1,000円~3,000円程度の供養料がかかることや、供養を受け付けている時間帯などが限定されていることはデメリットです。

なお、だるまが仏教の僧侶である達磨大師にちなんでいることから、寺で供養してもらうのが望ましいとされています。しかし、近くに供養を依頼できる寺がない場合などには、神社でも対応してもらえるか確認するとよいでしょう。

郵送の供養・処分サービスを利用する

近くにだるまを供養してくれる寺や神社がない場合や、自分で持ち込めない場合などには郵送の供養・処分サービスを利用する方法もあります。ダンボールにだるまなどを入れ、指定の住所へ送るだけで処分できるため、手軽なのがメリットです。一年中受け付けているサービスであれば、自分の好きなタイミングで処分できるメリットもあります。

郵送の供養・処分サービス利用料の目安は5,000円〜1万円程度です。寺や神社に持ち込む方法より費用が高い点がデメリットといえます。

どんど焼きなどお焚き上げに出す

どんど焼きとは、正月飾りやお守りなどを寺や神社でお焚き上げする行事のことです。お焚き上げの煙で歳神様を見送る意味があるといわれており、旧暦の小正月にあたる1月15日前後に行われるのが一般的です。

どんど焼きでだるまを処分するメリットは費用が抑えられること、当日指定の場所に持ち込むだけでよいため手軽であることなどが挙げられます。ただし、タイミングが合わなければ翌年まで待つ必要があるため、処分を急いでいる方には向いていません。また、どんど焼きを行っている寺や神社、地域によってはだるまを受け入れていないことがあります。

なお、近くの寺でだるま市を開催している場合は、古いだるまの供養を依頼できる可能性があります。だるま市とは寺の境内や参道などに、だるまを売る店を含むさまざまな露店が集まる行事のことです。関東地方では12月中旬から1月頃に開催されることが多いものの、寺や地域によっては他の時期に開催されることがあります。興味がある方は、近くの寺に開催予定を問い合わせてみるとよいでしょう。

自宅で供養しゴミとして捨てる

だるまは一般的に張り子製であり、主な素材は紙や木です。そのため小さいものは燃えるゴミとして処分できます。また、目安として30cmを超えるような大きなものは、粗大ゴミとして回収してくれる自治体も多いです。なお、粗大ゴミとして処分するには事前申込や手数料の支払いが必要になることがあります。電話やインターネットで申し込みした後、品目に応じた手数料分のシールを購入・貼り付けしたうえで指定日に回収場所に出すのが一般的な流れです。詳しくは住んでいる自治体の窓口やウェブサイトで確認しましょう。

ただし、だるまは縁起物のため、供養せずに捨てるのは避けましょう。処分のためにだるまを自宅で供養する手順は以下の通りです。

  1. だるまからホコリや汚れを取り除く
  2. 大きめの白い紙や布を用意し、だるまを包む
  3. 感謝の気持ちを込めながらだるまに清めの塩を振りかける
  4. 紙や布を取り外してから、他のゴミと分けてだるまをゴミ袋に入れる

自宅でだるまを処分する場合、他の方法よりも費用を抑えられることや好きなタイミングで捨てられることがメリットです。ただし、供養に必要なものを用意するなどの手間がかかることはデメリットといえます。

不用品回収業者に引き取りを依頼する

不用品回収業者にだるまを引き取ってもらう方法もあります。不用品回収業者では引き取った縁起物を提携の寺や神社で供養のうえで処分してくれるため安心できます。また、自宅まで不用品の回収に来てくれるため、大きいものや重たいものを自分で運ばなくてよいこともメリットです。

便利な一方で、不用品回収業者の料金は他の方法よりも高い傾向にあります。時間がないときや不用品が大量にあって自分では処分できないときなどに利用するとよいでしょう。

リサイクルショップ・フリマアプリ・ネットオークションで売る

だるまの種類や状態によっては、リサイクルショップ・フリマアプリ・ネットオークションで売れる可能性があります。

  • 高崎だるまなどのブランド産地のだるま
  • キャラクターとのコラボ商品など、希少価値の高いだるま
  • 目入れしていない未使用のだるま

上記のようなだるまが手元にある場合は、査定してもらったりフリマアプリなどに出品したりしてみましょう。 処分費用がかからないだけでなく、臨時収入が得られる点がメリットです。ただし、デメリットとして査定や出品の手間がかかることや、ものによっては売れないこともあることに注意しましょう。

処分したくない場合は飾っておいてもよい

願い事が叶ったり、購入からある程度時間が経ったりしたからといって、必ずしもだるまを処分しなければいけないわけではありません。思い入れのあるだるまは処分しないで大切に保管するのも方法の1つです。だるまを飾る場所に決まりはありませんが、神棚や玄関、家の中の高いところに飾るとよいといわれています。

ただし、家族の遺品整理で出てきた不要なだるま、飾る場所や保管場所がないため手放したいだるまは、上記で紹介した捨て方を参考に処分しましょう。

だるまの処分費用相場

だるまの処分費用相場

だるまの処分にかかる費用は、捨て方によって異なります。処分方法ごとの相場を以下の通りまとめました。

捨て方処分費用の相場
寺や神社での供養と処分供養料として1,000円〜3,000円
郵送の供養・処分サービスを利用する5,000円〜
どんど焼きなどお焚き上げに出す無料
自宅で供養しゴミとして捨てる無料〜数百円
不用品回収業者に引き取りを依頼する5,000円〜
リサイクルショップ・フリマアプリ・ネットオークションで売る無料

どんど焼きなどでは無料で焚き上げしてもらえることが多いですが、費用がかかることもあるのであらかじめ寺や神社に確認するとよいでしょう。

自宅で供養して捨てる場合、処分費用は自治体やだるまの大きさによって異なります。自治体によっては可燃ゴミなどの一般ゴミの回収にも費用がかかります。また、大きなサイズのだるまは粗大ゴミに分類されることが多いため、数百円程度の手数料がかかるのが一般的です。

不用品回収業者の料金には処分費用の他に出張費用などが含まれています。だるまだけ処分してもらうようなケースでは割高になるため、引っ越しや遺品整理などで他にも不用品があるときに適している処分方法です。

まとめ

まとめ

願い事が叶ったときや、購入から1年経ったときがだるまを処分するのに適したタイミングです。近くに寺や神社がある方は直接持ち込むと処分してもらえます。また、郵送でだるまの処分を受け付けてくれるサービスもあります。ただし、これらの方法は供養料などが必要です。タイミングが合えば、どんど焼きに出すと費用をかけずに処分できます。他にも自分で供養してからゴミとして捨てる、買い取りしてもらうなどの方法があります。だるま以外にも多くの不用品がある場合は、不用品回収業者を利用するのもよいでしょう。

だるまの処分はゴミ屋敷バスター七福神にお任せください

ゴミ屋敷バスター七福神

ゴミ屋敷バスター七福神は、業界最安値に挑戦中の不用品回収業者です。だるまの処分でお困りの方は、ゴミ屋敷バスター七福神にお任せください。だるまやお守りのような縁起物は、提携の寺社にてしっかりと供養してから処分いたしますので、安心してご依頼いただけます。

不用品が複数ある場合でも最短即日でまとめて回収するため、手間がかかりません。片付けに時間がかけられない方、忙しい方もまずはお電話でご相談ください。

ゴミ屋敷の片付け,
不用品の処分
をご検討なら

ゴミ屋敷バスター七福神へご相談を

散らかった部屋からの脱出
要らない物の整理整頓
など片付けのお悩みに
お応えします!

この記事を読んで少しでもゴミ屋敷や汚部屋を掃除したい、
要らない不用品を整理したいなど片付け・清掃を検討された場合は
是非、まずはお気軽にゴミ屋敷バスター七福神へご相談ください!

この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

ゴミ屋敷片付け,汚部屋掃除,不用品回収の専門業者のロゴマーク
MENU
ゴミ屋敷片付け,汚部屋掃除,不用品回収の専門業者のフルロゴ
だるまの正しい捨て方は?│処分方法6つと費用相場を解説