東京都江戸川区は公共交通機関が充実していますが、自転車を楽しむ人も増えています。健康志向や環境問題への関心の高まり等もあり、自転車を利用する人が増えています。
自転車はとても便利なものではありますが、寿命もありますので、いずれは処分しなければならない時が来るものです。
この記事では、江戸川区の自転車の処分方法について解説していきます。
目次
東京都江戸川区で自転車を処分する方法
東京都では自治体によってゴミの処分方法が異なります。
江戸川区では、自転車は粗大ごみに分類されます。
江戸川区では一辺が30cm以上あるものを粗大ごみと定義しており、処分の際には事前に粗大ごみ受付センターへの申し込みを必要としています。
江戸川区粗大ごみ受付センターへの申し込み方法
江戸川区で自転車を処分する場合、まずは粗大ごみ受付センターに申し込みが必要ですが、申し込み方法はインターネット、電話の二種類が用意されています。
インターネットから粗大ごみ受付センターに申し込む
粗大ごみ受付センターにアクセスし、申し込みます。
申し込み画面にアクセスすると、東京都の市区が表示されますので、江戸川区の場所をクリックします。
申し込みや申込内容の確認・変更、粗大ごみ品目や手数料の検索、処分時に必要となる粗大ごみ処理券取扱所の検索が可能です。
ちなみにPCだけではなく、スマートフォンからの利用・申し込みも可能ですが、事前にメールアドレスの登録が必要です。
粗大ごみ受付センターWEBサイト:https://sodai.tokyokankyo.or.jp/Sodai/V2Index/0/0/0/0/
電話から粗大ごみ受付センターに申し込む
電話の場合、口頭での申し込みとなりますので、電話が込み合っている時には繋がりにくくなりますが、インターネットからの申し込みはよく分からない人や、口頭でしっかりと確認したい人は電話での申し込みの方が良いでしょう。
電話番号:03-5296-7000
受付日:月曜日~土曜日
受付時間:8:00~19:00
江戸川区有料粗大ごみ処理券を購入・貼り付け
インターネット、電話のいずれからで自転車処分の申し込みを行った後、江戸川区有料粗大ごみ処理券を購入します。
自転車は16インチ未満、16インチ以上の2種類の料金設定が用意されています。
16インチ未満:400円
16インチ以上:800円
上記の有料粗大ごみ処理券を江戸川区有料ごみ処理券取扱所の標識のあるコンビニエンスストア、スーパー、清掃事務所で購入します。
購入した粗大ごみ処理券に名前、受付番号を記入し、自転車に貼り付けたら、収集日の朝8時までに玄関前に出しておきましょう。
収集時間は遅れる可能性があります
当日の朝8時までに有料粗大ごみ処理券を貼り付けた自転車を出しますが、朝8時に必ず収集されるとは限りません。
特に年度末や年末年始等は粗大ごみが増えるタイミングになりますので、時間が大幅に遅れる可能性もありますが、順次収集していますのでそのまま置いておきましょう。
持ち込みでの処分も可能です
収集を待つのではなく、自ら持ち込むことも可能です。
江戸川区では粗大ごみ持ち込み施設が二か所用意されています。
いずれの施設への持ち込みも、収集での処分よりも安価です。
16インチ未満:0円
16インチ以上:400円
そのため、持ち込み可能な環境であれば、持ち込みを検討してみるのも良いでしょう。
但し、持ち込みも事前の申し込みが必要です。
北部粗大ごみ持込施設
年末年始を除く日曜日から土曜日まで毎日対応しています。
住所:江戸川区 篠崎町2丁目62番17号
対応時間:9:30~15:30
南部粗大ごみ持込施設
こちらも年末年始を除く日曜日から土曜日までの毎日、対応しています。
住所:江戸川区西葛西1丁目10番16号
対応時間:9:30~15:30
自転車の状態は関係ありません
江戸川区で自転車を処分する場合、自転車の状態は関係ありません。
既に動かすことができない状態であっても、問題なく運転できる状態であっても費用や方法に変化はありません。
粗大ごみ以外での処分方法について
江戸川区のルールに基いた場合、自転車は粗大ごみとして処分することになりますが、状態の良い自転車であれば、買取等お金にする方法がないのか気になる所です。
そこで江戸川区で、粗大ごみとして処分する以外の方法についてをいくつかご紹介しましょう。
リサイクルショップでの買取処分
江戸川区は東京都下とあって様々なお店があります。
リサイクルショップも多数あり、中には自転車の買取に対応している店舗もありますので、買取・査定を依頼することでお金にすることも可能です。
但し、あくまでもリサイクルになります。
残念ながら高額は期待できません。スポーツタイプの自転車ではあっても、中古ニーズは決して高くはありませんので、買取額も低めを推移しています。
個人売買での買取処分
フリマアプリやオークションサイト等の個人売買で自転車を高額処分することも不可能ではありません。
しかし、こちらも買い手あってこそです。有名ブランドで、かつ状態の良い自転車であれば買い手が現れるかもしれませんが、一般的な自転車の場合、買い手が合われるとしても高額は期待できません。
江戸川区に粗大ごみで出す場合、自らがお金を出すことになりますので、自分でお金を出すくらいであれば少額で良いのでお金にしたいという場合には良いでしょう。ただし、防犯登録や自転車保険の変更等も行わなければなりません。
友人や知人に譲渡しての処分
まだまだ状態の良い自転車であれば友人や知人に譲渡する形での処分という選択肢もあります。
但しこの場合、あくまでも自転車を必要としてくれる友人や知人がいればの話ですし、自転車の移送、防犯登録や自転車保険の変更も行わなければなりません。
必要としている友人がいれば選択肢としては悪くはないでしょう。
不用品回収業者に処分を依頼する
不用品回収業者への依頼の場合、粗大ごみとして処分する際と同じように業者側に費用を支払うことになります。
しかし、不用品回収業者の場合、自転車以外の不用品の回収も可能なので、自転車だけではなく他にも処分を考えている不用品がある場合、それぞれの業者を探すより手間が省略できます。
江戸川区で自転車を処分するなら適切な方法を考えよう
東京都江戸川区で自転車を処分する場合、粗大ごみに分類されますので、粗大ごみ処分のルールを遵守しなければなりません。しかし、処分の方法は他にもあります。
個人として処分できる方法もあれば、業者に依頼する方法もありますので、江戸川区で自転車処分を考えているのであれば、どのような方法が自分自身にとって都合が良いのか、負担が少ない方法なのかを考えてみましょう。