ゴミを一気に捨てる時にはどうすればよいのか。ゴミの捨て方は人それぞれなので、こまめに捨てている人もいれば、ライフスタイル・性格等からまとめて掃除して一気に捨てるという人も見られます。また、引っ越しなどの都合で急いでたくさん捨てなければならないという人もいるでしょう。
ゴミを一気に捨てるのは、意外と手間のかかる作業です。出し方を間違えると、ゴミを出し切れなくなってしまうこともあるため注意が必要です。今回はゴミを一気に捨てる際の注意点や、大量のゴミをストレスなく捨てられる方法などを解説します。
この記事で分かること
- ゴミを一気に捨てる4つの方法
- ゴミを一気に捨てる際の4つの注意点
- 不用品回収業者を活用するメリット
目次
ゴミを一気に捨てる方法
ゴミを一気に捨てるには、いくつかの選択肢があります。具体的に見ていきましょう。
ゴミ収集日に一気に捨てる
とくに一般的なのは、自治体の定めたゴミ収集日に一気に捨てる方法です。誰かに許可を取ったり事前の申し込みをしたりする必要はなく、ただゴミ収集日に収集場所までゴミを運ぶだけなので簡単です。
ただし、ゴミの量によっては捨てる際にかなり手間がかかってしまうので注意しましょう。ゴミ袋数袋程度であれば自力で運べますが、それ以上となると何往復もしなければなりません。
さらに、ゴミ袋は収集日の朝までは自宅に保管しておかなければならない点にも注意が必要です。家から収集場所までに段差がある場合は台車も使えないので、ゴミ捨てが大きな負担になります。自分ばかり大量にゴミを出してしまうと、収集場所を圧迫して近隣住民の迷惑になる点にも注意しましょう。
便利屋という選択肢も
「大量のゴミを収集所まで運んで一気に捨てたい」という場合には、便利屋のようにちょっとしたお手伝いを依頼できる業者にゴミ出しを手伝ってもらう方法もあります。
便利屋は荷物の運搬や買い物代行、ハウスクリーニングなどの作業を頼める業者です。費用は時間制で、目安として1時間あたり3000円~5000円程度で利用することができます。
ただし、大半の自治体では収集日当日の朝でなければゴミ出しできないルールになっているため、便利屋に依頼するときは早朝料金がかかる時間帯になる可能性が高いです。
さらに、ゴミが多くて作業人数を増員する場合には人件費の追加が必要となります。近隣に無料で止められる駐車場がなければ別途駐車場代も加算されることがあるため、かなり割高になるおそれがあります。
自治体の持ち込み処分を利用する
自治体の定めるゴミ処理施設に、自分でゴミを持ち込める場合もあります。すべての自治体で持ち込み可能なわけではなく、自治体によって持ち込めるゴミの種類や費用、手続きなどは異なります。
たとえば、神奈川県平塚市では可燃ゴミのゴミ焼却施設への持ち込みを10kgあたり220円で受け付けており、事前予約は必要ありません。粗大ゴミと不燃ゴミは、事前予約制で粗大ゴミ破砕処理場に持ち込むことが可能です。営業日や持ち込み可能な時間帯も自治体ごとに異なるため、実際に持ち込む際には自治体のホームページで確認しましょう。
なお、処分場までは自分でゴミを持ち込まなければならず、処分場での荷下ろしもすべて自力で行わなければなりません。大量のゴミを一気に捨てる場合には、大型車両と手伝いの人が必要になる点に注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
大量のゴミを一気に捨てるなら、不用品回収業者を利用するのも便利です。「不用品回収業者が回収するのは大型家具・家電だけなのでは?」と思っている人も多いですが、実際には古雑誌や食器、こまごまとした日用品などの一般ゴミもまとめて回収してもらえます。
不用品回収業者に依頼するメリットは、電話やインターネットの依頼ひとつでスピーディにゴミを出せる手軽さです。また、訪問した業者スタッフがゴミの仕分けから運搬までの全工程を行ってくれるため、自分でゴミを分別する必要がありません。
注意点としては、まれに悪徳業者が混在していることが挙げられます。一般廃棄物収集運搬許可や古物商許可を持ち、法令に従って営業している不用品回収業者を選びましょう。
自治体の収集に比べて費用はかかりますが、賃貸住宅からの引っ越しで退去日まで時間がない人や、遺品整理や断捨離をすみやかに行いたい人などにはとくにおすすめの方法といえます。
ゴミを一気に捨てる際の注意点
次は、実際にゴミを一気に捨てる場合の注意点を解説します。注意点をおさえておかないとルール違反とみなされて収集日に回収してもらえなかったり、近隣に迷惑をかけたりするおそれがあるため注意が必要です。
一気に捨てるゴミも分別しなければならない
自治体のゴミ収集日に捨てる場合は、自治体のルール通りにゴミを分別しましょう。分別せずにゴミ袋に入れてしまうと、収集作業員がそのゴミ袋を回収しないで残していく場合があります。
分別のルールは自治体ごとに異なり、地域のゴミ出しガイドブックや自治体ホームページから調べることが可能です。たとえば、神奈川県横浜市では紙やプラスチック製家庭用品、剪定した枝などは週2回の燃やすゴミの日、プラマークのついたボトルやトレイは週1回のプラスチック製包装容器回収日、30cm未満の金属製品は小さな金属類の日に出すなど、詳しい区分が定められています。
一気にゴミを捨てたい、急いで家中のゴミを片付けたいという人でも、自治体の処分を利用するならゴミの分別ルールを順守しなければなりません。分別の手間を省きたい場合には、不用品回収業者を利用するのが現実的です。業者スタッフが分別してくれるため、自分には手間がかかりません。
自治体のルールを守る
ゴミのまとめ方や収集曜日、ゴミ出し可能な時間帯などについても詳細に決まっているため、すべてのルールを守って捨てる必要があります。また、東京都杉並区のように「一度のゴミ収集に出せるのは3袋まで」などと個数制限している自治体もあり、その場合には制限数を越えるゴミは出せません。
なお、ゴミを一気に捨てる場合にネックになりやすいのが、ゴミ出し可能な時間帯の制限です。多くの自治体ではゴミを収集日当日の朝8時半までに出すなどのルールを定めており、防犯やカラス被害の予防などのために夜間のゴミ出しを禁止しているケースが多く見られます。
福岡県福岡市のように夜間収集を行っているケースも稀にありますが、数は少ないのが現状です。大量のゴミを一気に捨てたい人の中には「一度に出したくないから前の日の夜から少しずつ捨てたい」と考える人もいますが、夜間のゴミ出しを禁止されている自治体では朝に出すしかありません。
朝だけでゴミを一気に捨てるとなるとハードルが高い
自治体のルールによって当日の朝しかゴミ出しできない場合、一気に出すのはかなり大変です。大量のゴミを限られた時間に出し切らなければならず、自宅からゴミ収集場所が遠い、近いけれど段差があるなど運搬に手間がかかるなどのケースではさらにハードルは高くなります。
便利屋に頼んでゴミ収集場所に運んでもらうとしても、早朝料金で割高になりますし、一気に捨てるゴミの量次第では収集時間までに間に合わない可能性もあるため注意が必要です。
近隣への配慮
ゴミを一気に捨てるには何度も自宅とゴミ収集所を往復しなければならず、近隣住民に迷惑をかけるおそれがあります。たとえば、マンションの高層階に住んでいる場合には何度もエレベーターを占拠することになり、他の住民のゴミ出しや朝の出勤、通学を邪魔することにもなりかねません。さらに、生ゴミやかび臭いゴミを運ぶ際には、異臭で迷惑をかける可能性が高いです。
できる限りエレベーターを使用せずにゴミを捨てる、他の住民がエレベーターに集中しない夜明け早々にゴミ出しするなど、近隣への配慮も必要です。
ゴミを一気に捨てるなら不用品回収業者
ここまでお伝えしたように、自治体のゴミ収集で一気にゴミを捨てようとすると自分や近隣住民に多くの負担を強いることにもなりかねません。ストレスやトラブルを避けつつゴミを一気に捨てるのであれば、不用品回収業者に依頼するのがスマートです。
都合のよい日に・時間に取りに来てくれる
不用品回収業者に依頼する場合、自治体の収集日や時間指定などのルールは関係ありません。不用品回収業者は大量のゴミでも一気に回収でき、自らの保管場所まで運搬してゴミを分別してからリサイクルや処分を行うため、自治体の家庭ゴミ収集とは異なるルートになっているためです。
多くの不用品回収業者では、土日祝日・平日を問わず、早朝や日中、深夜など幅広い時間帯に回収を受け付けています。自分の都合やライフスタイルに合わせて好きな時間に依頼できるので、朝バタバタすることはありません。
一気に捨てるゴミも分別不要
不用品回収業者は、基本的にはどんな種類のゴミも分別不要で引き取ってくれます。自治体のゴミ収集では分別作業が必須ですが、不用品回収業者に頼む場合はスタッフが行ってくれるので便利です。
また、自治体ではエアコンやテレビのような家電リサイクル対象品目やパソコン、金庫・ピアノなどの処理困難物は回収対象外ですが、不用品回収業者であれば回収可能です。
ただし、不用品回収業者でも回収できないゴミもあるため注意が必要です。汚物や生ゴミ、スプレー缶やガスボンベなどの危険物は、回収を断られる可能性があります。ゴミ屋敷清掃などの過程で食品関連のゴミが発生する場合には回収可能なケースもあり、不明点があれば事前に問い合わせるようにしましょう。
臨機応変に対応してくれる
不用品回収業者は民間企業であるため、自治体に比べて臨機応変な対応を強みとしています。たとえば、業者を利用して片付けていることを近所に知られたくない場合には、スタッフがユニフォームではなく私服を着用して作業をしてくれる業者もあります。運び出すゴミの内容を近所に見られないようにするために、段ボールで梱包してから運搬するといった対応も可能です。
「女性のひとり暮らしだから男性スタッフに家に上がり込まれるのはちょっと……」という人も、女性スタッフが在籍している業者を選べば心配ありません。また、家の階段が狭くて2階から運び出せないタンスなどでも、不用品回収業者は部屋で解体して小さくしてから搬出する技術を持っているため安心です。
万一の物損・人身事故でも最大1億円などの手厚い補償が受けられるように損害賠償責任保険に加入している業者もあり、柔軟な対応ができるのが不用品回収業者の魅力です。
当日、ゴミが増えても大丈夫
不用品回収業者は、当日にゴミが増えても回収してもらえます。相談や見積もり時に回収予約をした物品以外のゴミを頼みたい場合でも、運搬するトラックに空きがあれば快く引き受けてくれる業者が多いです。
一方で、自治体の粗大ゴミ回収は、事前に予約していた物以外を追加で回収してもらうことはできません。引っ越しや遺品整理では「やっぱりこれも不要だった」と予想外のゴミが発生することがあり、粗大ゴミの追加予約をしようと思っても予約日がなかなか取れずに苦労する人も多いです。
不用品回収業者なら、ゴミの増量にも臨機応変に対応してくれるので安心して頼むことができます。ただし、追加するゴミが多すぎてトラックに乗りきらなかったり、スタッフの増員が必要になったりすると追加費用が発生するのでできるだけ正確な見積もりをするようにしましょう。
ゴミを一気に捨てる最善策についてのまとめ
ゴミを一気に捨てるためには、ゴミ収集日の朝に自力または便利屋を使って収集所へ運び込むか、自治体指定のゴミ処理施設に持ち込むか、不用品回収業者に依頼するかという選択肢があります。大量のゴミを一気に処分するのは負担が大きく、近隣トラブルなどのリスクも考慮すると不用品回収業者に回収してもらうのが無難です。
不用品回収業者は自分の好きな日時や時間帯に回収を依頼でき、ゴミを自分で分別する必要もないため楽に捨てたい人や今すぐ捨てたい人におすすめです。民間業者ならではの細やかなニーズ対応が強みで、プライバシーに配慮したり回収物を追加できたりするのも魅力です。
溜まったゴミをどうしようか悩んでいる、またはこれから大がかりな片付けをするのでたくさんゴミが出そうだという人は、不用品回収業者を視野に入れておくとよいでしょう。
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