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梅雨の時期はこまめにお掃除を!その理由とは
悪天候の日が増え、湿度が上がってジメジメしている梅雨は、何をするにも身が入りにくいですよね。
しかし、梅雨こそ、掃除のベストシーズンと言えるほど、掃除をするのに最適な環境が整っています!
今回は、梅雨の時期にこまめに掃除する方法と理由についてまとめました。
梅雨だからこそ気を付けたいコバエやカビ対策についてもあわせてご紹介していますよ。
Contents
梅雨はこまめに掃除が必要!
梅雨は、いつもよりも掃除を徹底する必要があります。
「雨が降る=掃除がはかどらない」というイメージを持つ方もいるかと思いますが、梅雨という環境だからこそ快適に生活を送るには、念入りに掃除をしましょう。
梅雨だからこそ力を入れて掃除をするべき理由
掃除といえば、年末の大掃除をイメージする人も多いかと思います。
しかし、実は、梅雨の時期こそが1年の間でもっとも掃除しておくべき時期なのです。
梅雨に掃除をすべき理由は、以下3つあります。
・湿度、気温が高まる ・虫が発生しやすい ・カビが発生しやすい |
梅雨は、雨の日が増えて湿度が上がるとともに、夏に向けてどんどん気温も上昇します。
そのため、ジメジメした環境が好きな、ダニ・蚊・コバエ・ゴキブリなどの虫が発生しやすくなるのです。
また、カビが生えやすい環境が整ってしまうため、普段よりも掃除をこまめに行う必要があります。
つまり、梅雨を快適に過ごすためには、掃除が大切なのです!
湿度が多い=掃除がはかどるメリットも!
梅雨は掃除を頑張らなければいけないデメリットがある一方、1年の中でも「掃除がしやすい時期」でもあるのです。
夏ほど気温は上昇しませんし、湿度が高い環境は、汚れが落としやすくしてくれるメリットがあります。
また、雨の日が増え、自宅で過ごすことが増えるため、掃除をする時間を確保しやすいのです。
外出が減る梅雨に掃除をしておけば、「年末に大掃除をしなきゃ!」というプレッシャーも軽減できますよ。
梅雨だからこそしておきたいコバエ対策方法
梅雨は、ダニ、ゴキブリ、蚊など、さまざまな虫が活発に活動します。
特に小さなコバエは、どんなに対策をしていても、室内への侵入がなかなか避けられません。
コバエの侵入・発生を防ぐ!有効な対策方法
室内へのコバエの侵入と、大量発生を防ぐためには、以下4つの対策を行いましょう。
網目の細かい網戸に変える コバエ専用の駆除剤を設置する 玄関・窓などの隙間をテープでふさぐ 生ゴミはこまめに捨て、ニオイの発生も抑える |
コバエの大きさは、平均2~3mm程度とかなり小さいです。
そのため、コバエでも通れない細かい網目の網戸を設置することが一番の対策になります。
また、網戸に取り付ける虫除けや、コバエを誘引して駆除する薬剤も販売しているので、それらを積極的に活用しましょう。
コバエは玄関や窓ガラスなどのほんにわずかな隙間からでも侵入してきます。
ホームセンターや100円ショップで購入できる隙間テープを使って、侵入経路を塞いでおくことも大切です。
さらに、コバエは生ゴミの腐敗臭が大好物なので、置きっぱなしにしているとすぐに卵を産み付け、ものの数日で孵化し、大量に発生してしまいます。
どんなに徹底した対策を行っても、コバエを1匹も室内に侵入させないことは難しいため、繁殖しやすい環境を作らないよう注意しましょう。
梅雨はカビにもご注意を!
湿度が高くジメジメした環境は、カビが繁殖する最適な環境です。
虫同様、梅雨はカビの発生を防ぐ対策を行いましょう。
カビが発生しやすいポイント
どんなにキレイなお家でも、カビが発生しやすいポイントは同じです。
浴室、洗面台、トイレ、シンクなどの水回り しばらく使っていないエアコン、布団、衣類 結露が付着しやすい窓ガラスのゴムパッキン、カーテン、壁 普段あまり掃除しない冷蔵庫やタンスの裏、洗濯槽など 湿気がこもりやすい靴箱、押し入れなど |
普段こまめに掃除をしていてもなかなか手が届かない部分や、水回りなどでそもそもカビが発生しやすい環境のところは要注意です。
カビを除去せずに放置すると、アレルギー疾患を引き起こす場合もありますので、しっかり対処しましょう。
カビの発生を防ぐための有効な対策
カビを発生させないためには、カビが繁殖しづらい環境を作ることが重要です。
カビのエサとなる皮脂汚れなどが残らないよう掃除し、湿度下げることでカビの繁殖を抑制することができます。
カビの発生を防ぐための4項目
1. こまめに掃除をする 2. 水気を極力残さない 3. 定期的に部屋の空気を入れ替える 4. 除湿器やエアコン、除湿剤で湿度を下げる |
すでに発生しているカビを取り除くには
カビ対策をする前に、すでにカビが発生してしまっている部分もあるかと思います。
カビは短時間でどんどん繁殖していきますので、できるだけ早く対処しておくことが必要です。
カビの除去方法に悩みやすい発生場所4つの対策法を以下にまとめました。
発生場所 |
対策法 |
カーテン |
クリーニングへ出しましょう。 ※洗濯機で洗うと、洗濯槽の中にカビが波蝕する場合があるので危険です。 |
ゴムパッキン |
ゴムパッキン用のカビ取り剤を塗布し、その上からキッチンペーパー、ラップで押さえて半日ほど放置します。 ※ただふき取るだけではカビの根っこから除去できないため、すぐに再発生してしまいます。 |
布団 |
一部のカビは発生している場合は、浴槽などで酸素系漂白剤を使って手洗いします。 敷布団の場合は、使い古しのタオルなどに酸素系漂白剤を染み込ませて、つかみ取るようにカビを落としていきます。 完全にカビを無くすのなら、カビとりを専門に行っているクリーニングに出しましょう。 |
靴箱、クローゼット |
湿気がこもらないよう、定期的に開けて換気をします。 ※衣服に付着したカビも布団同様、洗濯機の使用は避け、クリーニングに出しましょう。 |
カビは、表面だけを取り除いても、根っこから徹底的に除去しなければ再発する可能性があります。
また、洗濯機などを使用してカビを洗い流してしまうと、洗濯槽の内部にまでカビが繁殖してしまう場合もあるので危険です。
カビは安易に取り扱うと後々大変なことになりますので、悩んだときはカビとりの専門業者に相談するのも良いでしょう。
まとめ
湿度、気温が高い環境は、虫やカビが発生、繁殖するうえで最適な環境のため、掃除や対策を徹底しなければなりません。
しかし、梅雨はたっぷりの湿度によって汚れが通しやすく、雨により外出が減るので、掃除に力を入れられる絶好チャンスでもあるのです!
梅雨の時期の掃除をしっかりしておけば、年末の大掃除もラクになりますよ。
こまめに掃除をして、虫とカビのいない快適な梅雨を過ごしましょう!