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空き家がゴミ屋敷化する理由と、ゴミ屋敷化した空き家の片付け方法


近年では、空き家の問題とゴミ屋敷の問題が深刻化しています。

また、この両方の問題が合わさった、空き家のゴミ屋敷も増えています。

 

空き家のゴミ屋敷が増えている原因は、いったい何なのでしょうか?

また空き家のゴミ屋敷が近隣にある場合や、実家がそうなってしまった場合、どう対処すればいいのでしょうか?

 

今回はこれらの疑問を持っている方のために、空き家のゴミ屋敷が増えている原因と、第三者と当事者、それぞれの立場での対処方法について説明していきます。

空き家 ゴミ屋敷 ブログ01

空き家のゴミ屋敷が増えている原因とは?

 

ゴミ屋敷化した空き家は、なぜ増えているのでしょうか?

空き家がゴミ屋敷になっているのには、以下2つのパターンがあります。

 

  • 空き家となった時点で、既にゴミ屋敷化していたパターン
  • 空き家になった後で、ゴミ屋敷化したパターン

 

ここでは、これら2つのパターンの原因について、それぞれ説明していきましょう。

 

空き家となった時点で、既にゴミ屋敷化していたパターン

 

住宅が空き家になる主な理由は、その家に住んでいた人が亡くなったことによるものです。

 

現在では高齢化が進んでいるため、高齢者が生前に住んでいた空き家が増えています。

人間は年をとるにつれ、体力や認知力の衰えにより、家の片付けをするのが困難になります。

 

また物を大切にするのも、高齢者に多く見られる特徴です。

物を大切にする高齢者は、もったいないという思いから物を捨てられず、溜め込んでしまうことも多いのです。

 

こうした高齢者が亡くなって、家が空き家になった場合、そこはすでにゴミ屋敷と化しています。

 

空き家になった後で、ゴミ屋敷化したパターン

 

空き家になった後で、そこがゴミ屋敷化するパターンもあります。

この原因は、第三者の不法投棄によるものです。

 

なかには、空き家になって誰も住んでいないのを良いことに、その家や敷地内にゴミや不用品を不法投棄する人もいるのです。

一度ゴミが捨てられると、その空き家には、他の人もゴミや不用品を不法投棄するようになります。

 

こうした不法投棄によって、空き家がゴミ屋敷化するケースもあるのです。

空き家 ゴミ屋敷 ブログ02

ゴミ屋敷と化した空き家の所有者には片付けの義務がある

 

ゴミ屋敷化だけでなく、建物の老朽化による倒壊被害など、空き家の問題は深刻です。

2015年には、空き家の対策として、「空家対策特別措置法」が施行されました。

 

この法律は、各市区町村が、周辺環境に悪影響を及ぼしている空き家を「特定空家等」に認定したうえで、所有者に改善を促すというものです。

特定空家等の具体的な条件は、以下のとおりです。

 

  • そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
  • 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
  • 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
  • その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

 

これら4点のうちのいずれかに該当する場合、その空き家は特定空家等に認定されます。

 

ゴミ屋敷は放置していると、ゴミによる悪臭や害虫の大量発生など、他人の生活環境に害を与えることから、4つ目の「その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態」に該当します。

つまりゴミ屋敷化した空き家も、特定空家等の認定対象となるのです。

空き家 ゴミ屋敷 ブログ03

各市区町村では、特定空家に該当しそうな空き家の調査や立入調査を実施しています。

市区町村の調査や立入調査を受けて、特定空家等の認定を受けた空き家の所有者に対しては、以下の措置が順番にとられます。

 

  1. 助言
  2. 指導
  3. 勧告
  4. 命令
  5. 行政代執行

 

最初に「助言」、次に「指導」が行われ、それでも状況が改善されない場合は「勧告」が出される仕組みです。

勧告をされると、状況が改善されるまでの間、空き家の土地の固定資産税が通常より高額になります。

 

「命令」にも従わなかった場合、所有者に代わって市区町村が空き家を撤去する「行政代執行」が行われます。

この場合、所有者はゴミ屋敷の改善のための費用を請求されるほか、50万円の過料も支払わなければなりません。

 

空き家のゴミ屋敷に出くわした時の対処方法

 

もし近所に空き家のゴミ屋敷がある場合は、市区町村に通報するといいでしょう。

先ほども説明したとおり、市区町村ではゴミ屋敷化したことで近隣住民に多大な迷惑をかけている空き家を調査し、特定空家等に認定したうえで、所有者に注意してくれます。

 

空き家の所有者が勧告や命令を無視した場合、固定資産税の増額や過料などのペナルティがあるため、ゴミ屋敷の片付けをしてもらうことが期待できるでしょう。

所有者が市区町村の命令を無視した場合も、最終的には代執行の措置がとられるため、遅かれ早かれゴミ屋敷の問題は解決します。

 

また、自宅を相続する身内がいない人が住んでいた空き家など、所有者が不明の場合でも、行政代執行により市区町村にゴミ屋敷の片付けをしてもらえます。

空き家 ゴミ屋敷 ブログ04

 

実家が空き家のゴミ屋敷になってしまった場合の片付け方法

 

ここまで空き家のゴミ屋敷に出くわした場合の対処法について説明してきましたが、実家がそうなってしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

先ほども説明したとおり、ゴミ屋敷をそのまま放置していると、空き家のある市区町村から改善のための指導を受けてしまいます。

 

しかし、ゴミ屋敷の片付けを一人でするのには時間がかかります。

実家が自宅と離れている場合は、何往復もしなければならないため、現実的ではありません。

 

この場合は、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼するのがおすすめです。

ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すれば、一日のうちに、空き家の中のゴミや不用品を回収してもらえます。

 

また、空き家に不法投棄をされてゴミ屋敷になった場合は、片付け後に家を解体して、更地にしてしまうのも一つの方法です。

この場合は、ゴミ屋敷を片付けてもらった後で、解体業者に依頼するといいでしょう。

 

まとめ

 

近年では、ゴミ屋敷と化した空き家が増えています。

この原因は、主に以下2点あります。

 

  • 空き家に住んでいた人が、自宅をゴミ屋敷にしたこと
  • 第三者の不法投棄によって、空き家がゴミ屋敷化したこと

 

これらのうち、どちらであっても、空き家の所有者にはゴミ屋敷を片付ける義務があります。

 

そのため、もし近隣に空き家のゴミ屋敷がある場合は、市区町村に通報して、適正な処置をとってもらいましょう。

また、自宅が空き家のゴミ屋敷になってしまった場合は、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼するといいでしょう。

 

あなたが第三者と当事者、どちらの立場であっても、こうして空き家のゴミ屋敷問題は解決できます。

空き家のゴミ屋敷に困っているという方は、ぜひこの記事を参考にして、問題の解決を図りましょう。

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